こんにちはゆきぞーです!本日は家庭菜園のゴーヤを食い荒らすアオムシをアップします!毎年、秋になると大量発生してゴーヤを食い荒らします!意外にweb検索しても害虫名を特定するのが困難だったため、我が家の被害状況でアオムシの正体特定と、対応薬剤選定の一助になれば幸いです。
我が家のアオムシは ワタヘリクロノメイガ の幼虫のようです!
ワタヘリクロノメイガと推測される我が家の害虫
使用農薬
8月までは、2週間に1回程度の散布で一定の効果があったのですが、9月に入ってからは全くと言って良いほど、効果を実感できなくなりました!農薬を散布してもピンピンしています!農薬に耐性がついたのか?そもそも、アオムシ、ヨトウムシ、ケムシ、ヨトウムシ と ワタヘリクロノメイガ の有効薬剤は違うのか!?
散布済
ワタヘリクロノメイガ用
- ベニカS乳剤
- ベニカベジフル乳剤
- 日産マラソン乳剤
アブラムシ用
- アーリーセーフ
追加散布
害虫が ワタヘリクロノメイガ と特定できたました。最近使用していなかった「STゼンターリ顆粒水和剤」も効果が期待できるようなので、早速追加散布したところ・・・かけても死にませんでした^^;
と諦めていたところ、2日くらい経過した後で ワタヘリクロノメイガ の数が減りました!
その他の対策案
手で、一匹一匹除去する!・・・無理なので、木酢液を薄めて散布してみました!一週間に一回程度散布すれば効果がえられる記事も目にしましたが、被害を早く止めたい&結果が早く知りたい衝動から、初日に二回(朝夕)散布しましたがこれと言った効果は得られませんでした!
今年度、農薬散布の盲点と今後の方針!
農薬散布の盲点
その後、使用した農薬について調べたところ、次の2系統を使用していることに気づきました!
「有機リン系」マラソン乳剤
「合成ピレスロイド系」ベニカS乳剤、ベニカベジフル乳剤
しかも、最近はマラソン乳剤に頼っていた気がします!耐性がついてしまったのかも知れません!
対策として、系統の違う
「ネオニコチノイド系」を散布すると良いのかも知れません
それから、追加で散布した「STゼンターリ顆粒水和剤」は
「BT水和剤」であり、天敵微生物を利用した生物農薬(殺虫剤)であるため、効果があったのではないかと思われます!
なお、アブラムシ用として使用していた「アーリーセーフ」は
「気門封鎖系」の農薬であるため、害虫 の体表面を被覆することにより窒息死させる効果が期待できます。
今後の方針
「有機リン系」「ネオニコチノイド系」「合成ピレスロイド系」を、ローテーションして使用する!
「BT水和剤」「気門封鎖系」は、人体への影響が少なそう、かつ、害虫への耐性が付きにくそうなので、積極的に散布する!
検証は、次年度へ持ち越しとなります!
なるべく、減農薬で育てたいのですが無理があります!家の周りに雑草地帯があり、そこから害虫が押し寄せて来るような気がしますが、違うかも知れません^^;農薬耐性を持った害虫を育成してしまわないように、使用回数や濃度もしっかり守らないといけません!
また、農家の方がどれくらいの間隔で、農薬散布をしているのか?出荷時の農薬検査はどうなっているの?などもわかれば、農薬散布の基準になりますよね!
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